竹籠を編むように糸を入れて縫い上げる「籠目」

竹籠を編むように糸を入れて縫い上げる「籠目」

 

 

 

 

 

背守りモチーフ籠目(カゴメ) を作ってます。

  世界的に有名なこのモチーフは、六芒星・ダビデの紋章とも言われてます。
  日本では、竹などで編んだ籠の網の目の形カタチから「籠目」と呼ばれ、
  古くから「魔除け」「厄除け」の効果があると伝えられてます。

 

  

竹籠を編み込むように、

2本の糸を同時進行で入れて縫い上げる Premiumな「籠目」です。

 

今回はエルメスカラー ww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このカタチ、我が母校「白山小学校」の校章にクリソツ!


  

籠目のカタチをベースに「白」と「山」を描いたのか・・・

 

 

 

 

 

【背守りは手刺繍で作るもの】

『人の手によって施された縫い目には災いを遠ざける力が在る』
ということから生まれた背守りですから「手しごと」「手刺繍」で作ってます。

当店では1目毎に糸の張り具合を加減しながら、
伸縮性のあるステッチ方法でTシャツの編み目の隙間に糸を組み入れてます。
この手法はTシャツが少し伸びたくらいでは生地は切れません、糸も切れません!

 一般的に、刺繍の入ったTシャツは作られてません。
 それは、Tシャツは伸縮する素材、糸は伸縮しない素材だからです。
 同じものを何百枚・何千枚も作るとしたらそれなりのミシンを使います。
 Tシャツは縮んだり歪んだりしますがミシン刺繍の部分はそのままなので、
 違和感が出たり破れる原因となります。
 ですので刺繍Tシャツは作られてないのです。 

 

 

 

 『背守りのこと。』