shiii+po 背守りTee 九字 赤/レインボー

商品詳細

身に纏うおまじない、背守りTシャツです。
ご出産・七五三・誕生日のプレゼントに、また生まれる前のご準備にもオススメです!


【全て手縫いで仕上げてます】
手縫いにこだわるのは、「背守り」誕生の背景に『人の手によって施された縫い目には災いを遠ざける力がある』という云われがあるから。この「背守り」にしろ、戦時中の「千人針」にしろ、この云われありきのものなのです。

そして、刺繍する時のひと工夫・・
Tシャツは伸びる素材、糸は伸びない素材ですので、ただ縫うだけでは、着たり脱いだりする時など、Tシャツが伸縮した際に糸が切れやすくなります。
その為に欠かせない事が手刺繍でしかできない「ひと工夫」です。

その1:先の丸い針を使用して、Tシャツの編み目の隙間に糸を通して刺繍してます。(一般的な尖った針は、生地の繊維を断ち切る可能性が高いのです)

その2:伸縮性のあるバックステッチ・チェーンステッチで刺繍してます。更に、ひと針毎に縫い目を生地ごと引っ張って糸に遊びを作ってます。これは、着たり脱いだりする時など、少し伸びたくらいで糸が切れないようにする為です。

  *刺繍直後は少し凸凹になりますが、ひと洗いかけると元通りになりますのでご安心ください。

これらが、当店の刺繍に対するこだわりであり、手仕事でしかできない「ひと工夫」なのです。




ブランド:shiii+po(しっぽ)
モデル:背守りTee 九字
World:Japan/Niigata
色柄:White / 赤九字、マルチカラー囲い
サイズ:
素材:コットン100%




【主な仕様】

・モチーフ:九字 臨兵闘者皆陳烈在前(リン、ピョウ、トウ、シャ、カイ、ジン、レツ、ザイ、ゼン)
  九字は護身法であると共に、魔除け・厄除けとして、非常に強い効果があると言われるモチーフです。
  九字を切る(「臨兵闘者皆陳烈在前」と唱える時に描く)図形を、その順番にステッチしてます。
  また、この九字は陰陽師「蘆屋道満(あしやどうまん)」から「ドーマン」とも呼ばれ、
  古くから伊勢地方の海女さんの磯着や手ぬぐいに描かれ「魔除け」として使われてました。

・モチーフパッド:別布(ガーゼ)+ キルティングクッション
  できるだけ肌に接する部分に縫い目が出ないように、モチーフをモチーフパッドに刺繍してから
  Tシャツに縫い付けてます。

・左袖に「shiii+po」刺繍

・オリジナルの落款風ハンコ「福」(布専用インク使用)

・タイムカプセルリーフレット(A4サイズ)付き
   背守りをご購入された方に差し上げてるオリジナルの特製リーフレットです。
  こちらに、ご両親からお子さまへのメッセージ(想い・願い)などを記入していただいて、
  Tシャツが着れなくなったら、Tシャツ・リーフレット、背守りを着てる写真など一緒に20年ほど保管・・・
  そして成人式を迎えた時が開け時です。(ご結婚・ご出産 etc...でもOK)
  タイムカプセルの如く、ご家族皆さまで開けていただいて、その当時の気持ちを振り返りながら、
  思い出と共にお話ししてみてはいかがでしょうか。

・Tシャツベース:United Athle(ユナイテッドアスレ)
  ここで使用してるTシャツは、厚手でしっとりなめらかな生地を使ったもので、
  首まわり、袖口、裾口が二重縫製された大変信頼の厚いTシャツベースです。
  肩にスナップボタンが付いてます。



「長く垂らされた糸」について
  JISC(日本工業調査会)の規定により平成27年12月より、「長く垂らされた糸」を付けて販売する事ができなくなりました。
  この「長く垂らされた糸」には、危険な所(井戸・囲炉裏・便所・用水路・堀・etc...)へ近づかないように守り神に引き止めてもらいたい、
  もしくは、落ちた時に引き上げてもらいたい・・という願いが込められてます。
  私どもは、先人達の知恵・その想いを残したいと思い、ご購入者さまの任意で取り付け・取り外しをすることにしました。
  取り外しをご希望の場合、ご購入の際にお申し付け下さい。

  *この糸は、簡単に外せるように付けておりますので、年齢や着用場所などによって外したり、短くしたりすることができます。




背守りは、古くから日本に伝わる風習で、子供の幸せや無事を願って背中に縫い付けられた、おしるしのこと。

昔は、流行の病や不慮の事故で真っ先に犠牲になったのは、7歳までの弱く幼い子供達でした。
そのあらがいようのない運命を目の前にした親たちは「それではあまりにも無防備だ」と考え、少しでも災いから遠ざけようと、子供の背中に縫い目を入れて願掛けをしました。
これは、
『人の手によって施された縫い目には災いを遠ざける力がある』(戦時中の千人針もその一例です)
『邪気・災いは背中から入る』(風邪のツボ風門の辺り)
という云われがあったことから、「大人の着物は、背中中央の縫い目(合わせ目)が災いを遠ざけてくれるが、子供の着物は、背中に縫い目が無いため災いに遇ってしまうのではないか」と考えたからです。

また、長く垂らされた糸には、万が一井戸・囲炉裏・便所(汲み取り)・用水路・堀・etc...へ落ちた時、守り神に引き上げてもらいたい・・という願いが込められてます。

「無事に育ちますように・・」
「大きな病を患いませんように・・」
「幸せになりますように・・」
などと、願い・想い・祈りを託して着物の背中に縫い付けられた背守りは、先人の知恵から生まれたお守りなのです。


  *背守りについては、左メニューの 『背守りのこと。』 をご覧下さい。

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