老化と日常、『ず~と忘れず記憶しておきたい・・・』
寒くなると鼻先をもぐした姿で眠るヒナ、
濡れて冷たい鼻先を少しでも暖めたいからなのでしょう・・・
この日は、身体にニットをかけてもらって、耳しか見えず・・笑
ヒナは13歳。
いろんな意味で年をとりました。
いろんなコトに老化が見られるようになりました。
耳が遠くなりました。
足腰が弱くなりました。
散歩に出れば元気良く小走りしながらニオイ探求に余念がなく、
人が来れば今まで通り「ワンワン!」と主張し続けてます。
老化はしてますが、変わらない日常を認識できるようになりました。
我々も含め若さの、そして日常のありがたさを痛感しております。
2011年にこんなブログを残してました。
先日、某動物病院へ行った時の事・・・
ここは、モモ (シェルティ♀)の時にお世話になった以来なので、約10年振り。
スタイルを変える事なく続けてる事も嬉しかったのですが、それ以上に感謝感激して帰ってきました。
まずは、ヒナが我が家に来る経緯と現状、そして今回の症状をお話しした後、体温など簡単な検診。
大した事無いってことで大丈夫!と言われ、検査ナシ薬ナシであっけなく終了。
すぐ血液検査やレントゲン検査をする病院も在る中、
ちょっと拍子抜けするくらいの感じでしたが、すごく嬉しい処置だと思いました。
診察台に上がって検診するだけでもヒナに負担がかかるので、
ホントに嬉しくて十分に満足してました。
そして何よりも驚いたのが診察料が0円だったこと!
行き付けの病院ならまだしも、今回は10年ぶりに行っての事ですよ!
なんだろう、これ・・・まるで魔法にかかった様な、タイムスリップした様な感覚でした。
まだ、モノも設備・施設も少なかった時代・・・
みんなが助け合って生きてきた時代・・・
今より質素な昭和・大正・明治が語り継がれる訳、
さらにモノのない江戸や侍文化が話題になる訳がここに在るような気がします。
その時代の人たちがカッコよく見えるのは、
モノの豊かさではなく、気持ちの豊かさが大きいからなんでしょうね。
この感覚は、ず~と忘れず記憶しておきたい・・・
そんな気持ちでブログを書いてます。
こんな時代だからこそ
「なんでもいいや」ではなく「これがいい!」っいうモノを見つけて欲しいです。
モノが溢れるくらいたくさんあるのですから・・・
服屋的に言えば、10代、20代、30代のうちにいろんな服を着て、
自分らしいスタイル・着方を身に付けて欲しいです。
ウチでは、自分達の経験からのお話ししかすることしかできませんが、
それで喜んでいただける方がいれば嬉しく思います。
自分達の経験から、服や音楽などのお話しをしたり、ちゃんと作られた服を紹介すること・・・
ますますボクらができることやっていこうと思いました。
ちょっと話がそれましたが、
その後先生は「赤ちゃんから飼う場合」と「途中から飼う場合」の違いや
ペットとして生まれた「外国犬」と「日本犬(雑種)」の違いなどを聞かせてくれました。
ヒナの本能的な性格・行動のルーツ、
そしてゴン(ラブラドール♂)やモモ (シェルティ♀)との違いが理解できました。
ヒナとの距離感、コミニュケーション・・・
つくづく人間の子供と同じなんだと再認識させられました。
僕らは返り際に、何度も何度も「ありがとうございました!」と言ったのは言うまでもありません。
そして、最後に先生に言われた「私もお話できて嬉しかったわ」という言葉には、
更にお礼を重ねて病院を後にしました。
お金で買えない大事なものを沢山受け取った感じがします。